Chemia
2023.05.08
Chemiaとは?
サロン施術の名脇役“処理剤”。さまざまな種類の処理剤があるなか、どれを使っていいか、今使っているものでいいのか悩ましいですよね。株式会社MADENAから発売されている処理剤ブランド「Chemia(ケミア)」は、抗酸化美容に特化したヘアサロン業務用処理剤シリーズ。「除去」「抗酸化処理」「脂質補給」という3つの視点で、毛髪自体の美しさを引き出すことを目的としています。
また「Chemia」は、導入を通じて毛髪知識のアップデートサポートが充実しており、新しく学ぶことでお客様の髪の状態についての理解を深め、顧客満足度の向上につなげることができます。
今回は「Chemia」シリーズから、いますぐ導入しやすい3つのラインをご紹介します。
1 リセット(前処理)
お顔もクレンジングしないと、肌荒れや化粧ノリが悪くなるように、髪の毛も汚れが溜まるとパサつきやカラーの色が入らないなど、施術に支障が出る原因になります。
例えば、落とせない汚れのうちタンパク変性したものはパサつきに、シリコンはべたつきに、金属はごわつきの原因に繋がります。
しっかりと髪のクレンジングをして、ベストな状態を作ってから施術をするために、シャンプー前のクレンジング技術「リセット」をオススメします。
「リセット」商品詳細
◎施術コスト約¥132~ / 所要時間3分
タンパク変性を起こして水が浸透しなくなった部分に水の通り道を作る髪の点滴。濃度を変えると過酸化脂質の除去も可能に。
髪に残留するヘアケア製品に含まれるシリコンを除去してベタつきや重さを解消する処理剤。
髪に残留する水道水に含まれる銅イオンを除去してカラーやパーマによるダメージを防ぎます。
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2 インナーリセット(ヘアカラー後処理)
ヘアカラー施術でどうしても避けられない退色ですが、髪の内部に残る“残留化学物質”を除去することで、ダメージを抑えて色持ちをよくすることができます。なかでも“残留アルカリ”と“残留過酸化水素(オキシ)”を取り除くことが効果的です。
こういった髪の内部に残る化学物質は、シャンプーだけでは取り除くことができません。そこで、髪の内部をクレンジングする「インナーリセット」をおすすめします。
「インナーリセット」商品詳細
◎施術コスト1回約¥258~/所要時間7分
Chemia Jack edge(ケミア ジャックエッジ) 1000ml
髪に残留するアルカリと還元剤を除去( 不活性化)してカラーやパーマのダメージと残臭を軽減します。
Chemia Deep edge (ケミア ディープエッジ) 500g
新技術採用の過酸化水素除去剤。ブリーチやカラー後の強力で根深い残留過酸化水素を除去して柔らかい質感に。
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3 リンゴ幹細胞トリートメント
エイジングや過度なカラー、パーマによって脂質が無くなると “毛髪の空洞化”状態になります。この状態は髪が細くなる・もつれる・乾燥する・固くなるなど様々なダメージを引き起こします。この“毛髪の空洞化”をケアしてくれるのが、毛髪用美容液agea lotion(エイジアローション)です。この製品には、毛髪に馴染む脂質=ホスファチジルコリンと、強い抗酸化作用を持つリンゴ幹細胞培養液が使われています。リンゴ幹細胞培養液により空洞化した毛髪に脂質が補給され、芯から太くしなやかな毛髪に導きます。
「リンゴ幹細胞トリートメント」商品詳細
◎施術コスト約¥543~/所要時間7分
agea lotion(エイジアローション)/250ml/450ml
リンゴ幹細胞培養液ローション。髪に足りなくなった脂質を補給してエイジングやダメージで細くなった髪に厚みとツヤを出してくれる美容液。
髪に残留する水道水に含まれるマグネシウムイオン・カルシウムイオンといった水垢を除去して髪のくすみを解消する処理剤。
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今回はサロンワークで導入しやすい前処理、後処理、そして、ダメージ毛向けのトリートメントの7アイテムをご紹介しました。すべての薬剤には1つ1つ役割があり、それを使いわけることで、お客様の髪のダメージ履歴を分類・把握することにつながり、サロン施術のバリエーションが増えます。従来のパッケージ化されている処理剤を使ってあまり効果が感じられない、仕上がりに満足していない、そんなサロンの期待にも応えられる商品です。